私は、主とともに、なぎさを歩いていた。

暗い夜空に、これまでの私の人生が映し出された。

 

どの光景にも、砂の上に二人のあしあとが残されていた。

一つは私のあしあと、もう一つは主のあしあとであった。

 

これまでの人生の最後の光景が映し出されたとき、私は砂の上のあしあとに目を留めた。

そこには一つのあしあとしかなかった。私の人生でいちばんつらく、悲しいときだった。

このことがいつも私の心を乱していたので、私はその悩みについて主にお尋ねした。

 

「主よ。私があなたに従うと決心したとき、あなたは、すべての道において私とともに歩み、私と語り合ってくださると約束されました。

それなのに、私の人生の一番つらいとき、一人のあしあとしかなかったのです。

一番あなたを必要としたときに、あなたがなぜ私を捨てられたのか、私にはわかりません」

 

主はささやかれた。

「私の大切な子よ。私はあなたを愛している。あなたを決して捨てたりはしない。

ましてや、苦しみや試みのときに。

 

あしあとが一つだったとき、私はあなたを背負って歩いていた。」

 

私はキリスト教徒ではなく浄土真宗ですが、

イエス様も日本の神様も信じています。

この詩を読んだとき…

私のなかで心の氷がとけました。

あなたの心の氷もとけるといいな…。

今日は大丈夫についてブログを書こうと思い…

「あしあと」の詩をご紹介しました。

先日、虹のことだまのサロンで

【大丈夫】という言葉について話すことがありました。

どんなに辛くても

止まない雨がないように

希望の光をもって…

命までとられることはない

大丈夫大丈夫…

という神様からのメッセージに…

私はこう返しました。

「子どもを見送ってから、長いこと【大丈夫】の言葉が使えませんでした。【大丈夫】なんて…誰にも大丈夫なんて分かるわけないのに、気安く言わないで…！って思いが強くて。その時期は神様に腹を立ててもいました。（神様ごめんなさい） 長い時間はかかったけど、我が子を見送ってからのマイナスに感じていた出来事すべてが、必要な大切な経験だったと繋がってから…また神様が私のなかに戻ってきて…【大丈夫】の本当の意味を実感して…今は【大丈夫】が言えるようになりました。」と…

あしあとの詩にあるように

私は一時期、神様に腹を立てていました。

大丈夫じゃなかったじゃん…と。

神様はいつもそばにいてくれるから

大丈夫なんだって信じてきたのに…

全然大丈夫じゃなかったじゃん…

あの子を連れていかないでってあれほどお願いしたのに…

私のお願い聴いてくれなかったじゃん…

と…

怒っていました。

それからしばらくは自分自身、誰かが困っていたときに「大丈夫」とは言わなくなりました。

相手が望むようになる確信はないのに「大丈夫だよ」と言うことのほうが相手を想ってないように感じて。

「大丈夫」の言葉をずっと封印してました。

けれど、長い時間を経て…全ての経験が今の自分に必要な経験だったのだ…と…繋がってから…

大丈夫の言葉に大きな安心感を感じれるようになりました。

辛い経験

悲しい経験

苦しい経験

自分が嫌いになる経験

二度と振り返りたくないような経験の全てが

自分で設定した魂の成長のための経験であり…

今の自分を形成する大切な一部なのだと。

そのことが腑に落ちると…

そうか…神様はあのときも見てくれていたんだと

私が勝手に腹を立てていたときも

神様は私を信じてくれていたんだと

気づいてから

神様に泣きながら謝りました。

大丈夫という言葉は

頭で考える望む形になるという意味ではない。

大丈夫という言葉は

神様はあなたが辛い波を乗り越えていけることを信じてくれているってこと…

あなたがあなたの人生を諦めずに歩んでいくことを

神様は信じてくれているんだってこと…

一見、思うような形にならず…

腹がたつことだってあるけれど…

それでも神様は信じてそばで応援してくれている。

「大丈夫大丈夫」そう自分に言い聞かせることは

神様がそばにいるよ…ってこと。

暗い闇に突き落とされても

大丈夫…

必ずあなたのなかに

ちいさなひかりは灯ります…

それはあなたのなかの神様です✨

今【大丈夫】に拒否反応のある人は

そのままのあなたで【大丈夫】

私も長い時間とたくさんの経験が必要でした。

いつか…いつの日にか…

あなたが【大丈夫】と言えるようになったその時に

また思い出してもらえたら幸いです。

大丈夫大丈夫…

あなたは

いつも

神様とともに…

大丈夫大丈夫

そう唱えると

あなたの神様が光ります

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